まち協プロジェクトのご紹介

錦二丁目まちづくり協議会は平成23年4月、まちづくり構想のマスタープランを採択して「まちづく り推進委員会」を設置。いくつかのプロジェクトチー ムを結成してマスタープランの具現に向けて活動を始 めている。 平成25年度は重点プロジェクトを「アートとまちの融合プロジェクト」、「都市の木質化プロジェクト」、「長者町家プロジェクト」、「産業振興プロジェクト」、「地区計画プロジェクト」、「自然エネルギー開発プロジェクト」、「公共空間デザイン プロジェクト」に再編し、それぞれの目的をもってプロジェク トを進めている。

低炭素地区会議

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低炭素地区会議は、地域から進める温暖化防止として環境にやさしく魅力的なまちの実現に向けて活動しています。 平成27年3月には、名古屋市より2030年までにCO2排出25%消滅を目指す「低炭素モデル地区事業」に当地区が認定されました。 公共空間デザイン、都市の木質化、自然エネルギー利活用など各まちづくりプロジェクトを包括する小規模連鎖型の低炭素まちづくりは日本では恐らく初めてです。 まちの中心部に、環境にやさしい住宅、地産地消マルシェ、福祉施設等を計画的に勧誘整備し、環境、経済、福祉の相乗効果を生み出す低炭素化を目指します。

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平成27年度の取り組みについて

①2030年までに二酸化炭素排出を25%削減するロードマップに沿った活動とします。

②錦二丁目地区に於いて低炭素で魅力的なまちづくりへの認識を共有するための広報活動を行います。

③低炭素地区会議の活動をインターネット上に随時、公開します。

④持続可能な低炭素まちづくりについて地域住民の議論の場と並行して行政・専門家と 連携し見学会・セミナー・シンポジウムを実施します。

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名古屋市低炭素モデル地区事業


公共空間デザインプロジェクト

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錦二丁目地区は碁盤の目状にきれいに整った16街区による街並みが特徴であり、道路と 歩道で構成する「公共空間デザイン」が「まちのあり方」に大きな影響力を持ちます。 当プロジェクトでは、近年著しいまちの変化に対応する「公共空間」について将来を見据えて地域で話し合い行政に働きかけ、より良い「デザイン=あり方」を提案・実現していきます。

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平成27年度の取り組みについて

昨年度の歩道拡幅社会実験は、通行人や来街者からは概ね良い評価を得つつも、地域内の事業者の方からは現業への影響から賛否様々なご意見がありました。今後、社会実験の結果を取りまとめるとともに、まちづくり構想を踏まえた将来のまちづくりの方向を再確認して長者町通りの道路空間再編を提案します。


都市の木質化プロジェクトとは

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伊勢湾流域圏にはスギやヒノキを中心とした豊かな人工林が広がっていますが、材価の低迷や担い手の減少といった社会変化によって森林は十分な手入れがされないまま荒廃が進行し生態系の崩壊が深刻化しています。これは「里やま」だけではなく水資源など多面的な山の恩恵を享受する「まち」の将来にかかわる問題であり、地域資源が持つ循環リズムに人間社会の経済活動を合わせていくことが求められているのです。都市木プロジェクトでは「まち」と「里やま」が協働、木材の利用拡大を呼びかけ実践して森林保全につなげていきます。

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平成27年度の取り組みについて

①「都市の木質化パンフレット」Vol2以降を発効しPRに努めます。

②「豊田森林組合」「旭町木の駅プロジェクト」等「里やま」の現場と協働を進めます。

③「名古屋大学農学部・環境学部」「愛知県林務課」等の専門家・行政と連携します。

④「なやばし夜イチ」等の近隣団体と交流し都市木の考え方を伝えます。

⑤「低炭素モデル地区事業」認定を受け木材が持つ炭素貯蔵機能をアピールし利用拡大を促します。

⑥当地区内に木工所を設けることを目的にした調査研究を進めます。

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ストリートウッドデッキ

第16回日本木材活用コンクール 第4部門賞(ランドスケープ・インスタレーション)受賞

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長者町家プロジェクトとは

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錦二丁目まちづくり構想のひとつとして住みやすいまちづくりを進め住む人を増やすことを目的としています。

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平成27年度の取り組みについて

地区内の既存空きビルを活用した「長者町家型シェアハウス」開設を模索する検討会を開催します。


自然エネルギー利活用プロジェクトについて

平成28年4月より「電力の自由化」が、次いで「発送電の分離」が行われ我々のエネルギー生活が大きく変わります。当プロジェクトでは錦二丁目の低炭素モデル地区事業認定を受け作成した「スマートコミュニティー構想」を顕在化させ地域の方々に体感して頂けるように進めたいと考えています。

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耐震プロジェクトについて

当協議会の理念は「我ら次世代の人達へ魅力ある街を渡す」ですが、近い将来に予想される東海東南海地震は連動型巨大地震になる恐れがあり地震リスクへの備えは必須です。 当プロジェクトでは「まちづくり構想」を踏まえて、地域で話し合いを進め行政・専門家と連携しながら、まちの骨格の見直し、減災、防災施策などを研究・実施していきます。

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平成27年度の取り組みについて

今年度は引き続き、専門家による講演会(被害想定、災害耐性の現状等)を交えながら、 より多くの地権者や地域事業者と交流を広げていき、巨大地震への備えを、より具体的に議論し意識を高めていきたいと思います。


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名古屋長者町織物協同組合/NPO法人まちの縁側育くみ隊
問合せ先:052-231-6047